homebrewからopencvの最新版(2.3.1)をインストールする
そのうち必要なくなるとは思いますが、現在のhomebrewのデフォルトではopencvのformulaは2.2をインストールするように記述されているため、最新版を入れるためには少々作業が必要でした。
2.3以降を入れる大きなメリットとして、新しいpythonバインディングcv2が使えるようになるというものがあります。pyhtonからopencvを使いたい場合は、なるべく2.3以上にしておきたいところだと思います。
インストールのための作業
インストール作業は以下のようにしました。
opencvのFormulaを書き換える
https://github.com/wjwwood/homebrew/commit/9317f433927a3a7ef9dc40d147830c366ec9b0a7
この通りにopencv.rbを修正するか、あるいはgithubにcommitされた最新版を落としてきます。
(brew updateで反映されれば良いのですが、僕の環境では反映されませんでした)
ローカル環境のFormulaはおそらく/usr/local/Library/Formula以下にあります。
monoが悪さをするので(インストールされている場合は)アンインストールする
この状態でいきなりbrew upgradeをすると失敗することがあると思います。試行錯誤した結果、monoがインストールされていることが原因であるらしいことがわかりました。とりあえずアンインストールして続行します(opencvのインストール後にmonoを入れ直せばおそらく大丈夫だと思います)。
monoのアンインストール方法は、
http://www.mono-project.com/Mono:OSX#Uninstalling_Mono_on_Mac_OS_X
にあるUninstalling Mono on Mac OS Xに従ってシェルスクリプトを実行すればOKです。